今回は北米版「人類は衰退しました」の紹介です。
外観、パッケージ内部
メニュー画面
仕様
国コード:あります。
視聴する方法はこちらの記事で。
画像:1080p HD 16×9
北米版ブルーレイは大体この仕様。
テレビ、PCともに視聴に違和感は感じないレベルです。
音声:日本語のみ
海外ファンも日本語で視聴したい人が増えてるみたいで、日本語オンリーの作品も増えてます。
コストかからないしね。
字幕:消せます。
作中に文字はそこそこ出るので、字幕オンだと辛いです。
収録内容:2枚組で全話収録
ディスク1に本編1~9話。
ディスク2に本編10~12話と特典映像。
特典映像の内容は
- ノンクレジットOP
- ノンクレジットED
- ストーリーダイジェスト
- ショートアニメ「人間さんの、じゃくにくきょうしょく」#1~#6
- 他作品の紹介ビデオ(英語)
『ガールズ&パンツァー』
『さくら荘のペットな彼女』
『リトルバスターズ』
『好きっていいなよ。』
『BTOOOM!』
『だから僕は、Hができない。』 - 制作スタッフ一覧
各話感想(ネタバレ注意)
1話 妖精さんの、ひみつのこうじょう episode1
※あらすじは全話視聴後まとめたものです。
あらすじ
人類が衰退して数世紀たった頃、驚異の科学技術を持つ「妖精さん」が現地球人類となっていた。
主人公である「わたし」は妖精さんと旧人類との間を取り持つ”調停官”としてクスノキの里に赴くが・・・
感想
唐突に始まる。
特に解説もなく進むので世界観がわかんない。
主人公がなんか達観してるというか、やれやれ系な感じ。
どうやら何かあれば妖精さんの仕業みたい。
妖精さん可愛い。
パン可愛いと思ったらグロい。
受付「じゃ、どうぞお召し上がりを」わたし「いらない」
で笑った。
なんなんだよ、この不思議ワールドは。
2話 妖精さんの、ひみつのこうじょう episode2
あらすじ
受付さんに案内してもらう「わたし」だが、祖父が急にいなくなり探しに行った受付さんもいなくなる。
みんなとはぐれた「わたし」は工場長だという文化局長と出会い、経営陣の元へ案内してもらう。
そこにいたのは加工済みのチキンだった。
感想
チキンキモいよ
3話 妖精さんたちの、さぶかる episode1
あらすじ
友達のYが屋敷の主人の遺品であるコピー機とデータを貰ってくる。
その1週間後、男性同士の恋愛漫画が町であふれていた。
漫画を見たわたしはすぐにYの元へ訪れると、漫画というメディアにハマってしまったYの姿があった。
全国流通を開始して息巻くYにわたしは好奇心旺盛な妖精さんに気付かれないか不安を覚えるが・・・
感想
1話では食べるのにも困った感じがしてこれが衰退した世界なんだなと思ったが、3話を見る限りなんかめっちゃ活気があるんですけど。
そしてまた巻き込まれる「わたし」
4話 妖精さんたちの、さぶかる episode2
あらすじ
マンガの世界に閉じ込められた「わたし」たち。
自分たちが作者となりコマを進めていく内に妖精さんと出会う。
そこで脱出方法はオチを付けるか、打ち切りになりペナルティを受けるしかない事を知る。
感想
これは怖い不思議ワールドですね。
ルールを考えながら進めていく様は脱出ゲームを見てる感じです。
何が怖いって
妖精さん「うちきりですから、じんせいしゅうりょう、まんがかつぶしきかぬです?こーむいんめざすにはおそすぎです」
なんかこうグサッとくるんですよ・・・。
5話 妖精さんの、おさとがえり episode1
あらすじ
宇宙から軽量の人工物が落下したという事で現場に向かうわたしたち。
祖父はいたずらだろうとその場は何もなく終わる。
その後、文化局長を紹介されわたしと助手は「ヒト・モニュメント計画」の一環として、都市遺跡調査を行う事になる。
感想
ここで文化局長と初めて出会った事になってるので、1話より前の話みたい。
6話 妖精さんの、おさとがえり episode2
あらすじ
妖精さんに助けられた「わたし」と助手。
ピヨンと再会し遺跡を散策しているとオヤゲという男が現れ、
ピヨンとオヤゲは戦い始める。
感想
5話、6話は置いて行かれた感がある。
これまで頭空っぽで楽しんでいたが、急にSFチックに変わったからかな。
なんで宇宙探査機がしゃべるようになったのかとか疑問が残る。
意識の有無を問うていたから自分で進化したって事なのかな?
ラストの断髪でここから1話に繋がることが理解できた。
7話 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ episode1
あらすじ
祖父の助手を迎えに行くように言われたわたしは林の中で自分とそっくりの女性と出会い、バナナの皮で転ぶ。
気が付くと時間が戻っており、また助手を迎えに行くよう祖父に言われる。
その後同じような展開を何度も繰り返し、繰り返す度に増えた「わたし」はやがてお菓子を作り始める。
感想
「わたし」の反応から助手と出会う前の話と思われる。
ここでようやく時系列が逆行している事に気づきました。
妖精さんのお菓子食べたい欲求にここまで振り回される「わたし」が可哀そうすぎる。
8話 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ episode2
あらすじ
「わたし」が前回の繰り返してきた1週ごとの解説から始まる。
妖精さんが作り出した時間を繰り返すことで無個性だった助手のイメージが固まっていく。
これは助手さんが自分というものを探し求めたお話です。
感想
ボーっと見ていたらダメですね、難しいです。
謎が多すぎて視聴時は何の感想も出てこなかったです。
ただ感情的な「わたし」が見られた所はよかったです。
後でネタバレ解説を見て多少理解出来ました。
犬が増えてるのはタイムパラドックスの副産物で、犬自体に意味はないってわかんないですよ・・・。
なんか意味あると思ってたのに。
9話 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ
あらすじ
増えすぎた妖精さんの間でいじめが発生する。
祖父曰く、妖精さんが増えすぎた事でストレスが溜まってるらしい。
妖精さんを連れてわたしは妖精さんのいない島に単身赴任する事になったのだが・・・
感想
考えずに楽しめるお話でした。
10日たらずで発展と衰退を成し遂げる妖精さんスゴいです。
あと「雨が止んだらモニュメントを惨たらしくぶち壊して、創作性の欠片もない実用一点張りのボートに変えて、楽しい日々も懐かしい想い出も全て捨てて向こう岸に渡り、再び辛く苦しい思いをして新しい生活を始めます」とかいうわたしは腹黒です。
10話 妖精さんたちの、ちきゅう
あらすじ
調停官になったわたしは初めての仕事として妖精さんに挨拶に行く事になったが、妖精さんはどこにも見当たらず。
後日、わたしはこんぺいとうで妖精さんをおびき出したが逃げられてしまう。
しかし逃げ遅れた妖精さんがいたため、わたしは家に連れ帰ってしまう。
感想
また時間が戻って調停官になった直後のお話です。
突然の”かゆうま”パロディに笑った。
11話 妖精さんの、ひみつのおちゃかい episode1
あらすじ
学舎に通うことになったわたしだが、10歳まで就学していなかった為に年下ばかりのクラスで過ごすこととなる。
飛び級して目立たない立場を手に入れる為勉学に励むわたし。
しかし優等生で一人を好むわたしは浮いた存在となり、いじめられる。
感想
今までとは打って変わって重い話でした。
巻き毛に冷たく当たり続けたのはいじめの黒幕と思ってるからなのかな?
12話 妖精さんの、ひみつのおちゃかい episode2
あらすじ
妖精さんの力なのか、のばら会に参加する事で少し変わりつつあるわたし。
その中でYがかつてのばら会にいた事を聞く。
後日Yが落とした本を偶然拾ったわたしはYの秘密を突き止める。
感想
なんで最終回でこんなヤバいのを見せられているんだろう。
最後はきれいに終わるんですけどね。
映像特典 人間さんの、じゃくにくきょうしょく#1~#6
感想
怖いよ。
唐突に終わるし、(ショートだからだけど)なんかエンドBGMが不安をかきたてるし。
頭から粉が出た時点でヤバいと思わないのは、既に思考力が落ちていたのか。
オチも考えさせる終わり方で怖い。
解説動画
まとめ
主人公の「わたし」が妖精さんに振り回される不思議なお話。
短編集を見てる感じで楽しめます。
しかし完全に理解するには原作を読まないと難しそうな所もチラホラ。
時系列を入れ替えたのはこういう世界観なんだよという話を最初にもっていきたかったんでしょうね。
あのオチで見事に引き付けられました。
原作は完結しているみたいなので、気になる方はぜひ。
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