今回はサクラ大戦の紹介です。
ゲームを原作とした作品で、舞台は太正(大正ではない)時代の日本。
帝都の平和を乱す魔に立ち向かう秘密部隊”帝国華撃団”と悪の組織「黒之巣会」の戦いを描いた作品になります。
原作のゲームはプレイした事がありますが、原作が戦隊モノのノリなので熱血友情な雰囲気が出ていて明るい感じでした。ですが、こちらはシリアスメインのお話なので原作の雰囲気を期待していると見事に裏切られます。
膨大な原作の情報量を尺の限られたアニメで表現しきるのは難しいかと思いますので、そういう部分をバッサリ切ってしまうのはアリだと思います。(原作も後半はシリアスになりますからね)
あと残念な点としてSD画質なのでHDになれた後だと違和感があります。
1話だけかなりぼやけて見えます。あんまり酷いからdアニメだったら多少マシかと思って見たら一緒だった…。
元のフィルムの問題なんですかね、2話以降はあまり気になりませんでした。(慣れただけ?)
パッケージ
メニュー画面
仕様
国コード:あります。
視聴する方法はこちらの記事で。
画像:480p SD 4×3
作品が古いことも相まって違和感は結構あります、続けてみていれば慣れる。
音声:日本語/英語
メニュー画面で選択可能。
字幕:OFF不可
収録内容:2枚組で全話収録
ディスク1に本編1~17話
ディスク2に本編18~25話+特典映像
特典映像の内容は
- ノンテロップOP
- ノンテロップED
- 予告映像
- S・A
- 魔術師オーフェン
- エルフを狩るモノ
- あの夏で待ってる
- クレジット(海外スタッフ)
仕様
国コード:あります。
視聴する方法はこちらの記事で。
画像:1080p HD 16×9
作品が古いことも相まって違和感は結構あります、続けてみていれば慣れる。
音声:日本語/英語
メニュー画面で選択可能。
字幕:OFF不可
収録内容:2枚組で全話収録
ディスク1に本編1~17話
ディスク2に本編18~25話+特典映像
特典映像の内容は
- ノンテロップOP
- ノンテロップED
- 予告映像
- S・A
- 魔術師オーフェン
- エルフを狩るモノ
- あの夏で待ってる
- クレジット(海外スタッフ)
感想
ディスク1
1話、暗いというのは事前に知っていた話ですが、なかなかの立ち上がりですね。
実際世間知らずの田舎者がいきなり組織になじむというのも難しいですから、この距離感は納得です。さくら視点の物語として原作を知っている人間からすれば前日譚として楽しめそう。
落ち込んださくらは2話で立ち直り、3話で初陣を飾るのですが、脇侍がかなりドロドロしていて生々しいです。原作だとからくり人形のような感じでしたが、この気持ち悪さは敵キャラとして存在感が増していいと思います。あとここまで観ていてアイリスだけかなり違和感がある。こんなに気難しそうなキャラだったっけ?
4話で大神登場。主人公ではないので顔見せ程度だと思ったけど、しっかり見せ場がありました。大神さんかっけぇです。さくらはアイリスと仲良くなりかけたのに家族の事に触れてしまいアイリス暴走。やはり気難しい。
5話~7話、米田長官たちの救出作戦で戦闘を行うのですが、みんなバラバラに行動した結果、脇侍相手にコテンパンにやられる帝国華撃団。悲壮感あふれる戦闘結果になりました。
その後チームとしての結束力を高めようと思ったのでしょう、大神は食事を一緒に取るように命令します。しかし結果はうまくいかず失敗。
このギスギスとした雰囲気をなんとかしてくれーと思ってた所でカンナが加入。
すみれを軽くあしらい、自分ペースに持ち込むカンナは原作より頼もしく見えます。
8話、舞台メインのお話、というかすみれメインのお話になるんですかね。9話はマリアの話、10話はカンナの話なのでキャラの掘り下げが続きます。この過程で何となくですが、メンバーの距離感は縮まっていきます。
そして12話、今まで見せなかったアイリスの満面の笑み。
これが見たかったですよ。根気強く接してきたさくらは偉いなぁ。
16話、過去話で山崎真之介が魔の者へと変わるきっかけが描かれています。TV版ではこれまでの情報が光武の設計者という話が出たぐらいで名前すら忘れるレベルですが、この過去話でようやく人物像が分かります。
ディスク2
18話、シンデレラのお話。意地悪な役が自然すぎるすみれさん。あとマリアの部屋の扉の名札の字が汚すぎて気になる。メンタルが霊力に左右されるのはこれまでのお話で分かるのですが、舞台でそれを鍛え上げる事が出来るのは初耳ですね。
19話、破邪の陣が完成していない以上、勝利する事は難しいと思っていましたがやはり負けましたね。スッキリした勝利描写が少ないからかいつも負けている気がする…。
20話、山崎を名乗りからめ手でくる葵叉丹。長官から話を聞いている可能性は考えなかったのだろうか。あと前回見逃すぐらいの余裕があるのに随分回りくどい事をするんだなと思った。
21話、一瞬だけ登場の織姫とレニ。もう出番無いんだろうなと思うと悲しいですね。
22、23話、山崎が叉丹である事を知った紅蘭がショックを受け、そして立ち直るまでのお話。
山崎の設計した光武で戦う事に迷いが生じたが、みんなの戦っている姿を見て気づかされます。
24話、後半は米田長官の出番が多くて嬉しい。
25話、いきなりの「海はいいなぁ~」で笑う。なぜそれを催眠術に選ぶのか。
「帝国華撃団、参上!」最後にようやく聞けました、これまでのうっぷんを晴らすかのような清々しい勝利。
最後はキレイに終わらせましたね。
まとめ
原作をプレイした人間からすると、作風の違和感が大きい為に話が暗すぎるなどの意見もあったようですが、私は十分に楽しめました。
アニメオリジナルとして改変は所々ありましたが、これはこれでいい感じです。
TVから見た人でも、最初のギスギス感を乗り越えられれば楽しめるかと思います。
むしろ障害を乗り越えて絆を深めていく過程を楽しんで頂きたいです。
華撃団として1つにまとまっていき、最後には熱血ノリで締めてくれますよ。
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